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看護師と労働組合
病院で看護師として働く際には病院によっては労働組合に加入することになる場合もあるでしょう。
中には強制的に加入させられるというような方もいるかもしれません。
しかし看護師として働き始めたばかりの人にとって労働組合というのがどういうものなのかわかっていないという方もいるのではないでしょうか。
病院の労働組合とは言っても基本的にやっていることは一般の企業のそれと変わりませんね。
基本的に病院にしても会社にしても立場的に強いのは圧倒的に雇用者の側、つまり企業や病院ということです。
労働環境や給与の面で雇用者に改善を求める場合、看護師や医師個人ではなかなか太刀打ちできないところを、組合を組んでみんなで訴えかけようというのが労働組合というわけですね。
例えば労働時間を短くして欲しいだとか、残業手当てが出るようにして欲しい、休みをもっと欲しい、などという訴えからもっと細かいものまで様々です。
しかし、労働組合に加入したからと言っても、その活動で組合の希望が通るかどうかというのは別の話です。
多くの場合は給料を上げろと言ってもはいそうですかと上げてくれるものではありません。
強制的に入らされた組合に組合費を毎月払わされているという方もいるでしょうね。
みんな入っているから、ということで辞めにくいという方も多いでしょう。
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